すべてのスポーツにルールがあるように、視覚障害者のマラソンにもルールがあります。 ここでは簡単ですがその説明をしています。
クラス分け
障害の状態により下記のようにクラスが設定されています。
B1:視力が0~明暗弁(全盲)
B2:視力が手動弁~0.03、視野が5度以内の片方かまたは両方(光覚手動)
B3:視力が0.03~0.1、視野が20度までの片方か両方 (弱視)
競技規則
マラソン大会に参加できるのは、障害者手帳を有する健康な視覚障害者です。
伴走者は障害者の左右どちらかに並び規定のロープを握って走ります。
伴走者は障害者の前に出て走ってはいけません。
伴走者は原則1名ですが大会によっては2名認められています。
伴走
一番大切なことは安全に走ることです。
肩の力を抜いてロープを握った手をしっかり振って走りましょう。
前もって左右に曲がる、斜めに曲がる、アップダウン、路面の凹凸等、走路の説明をして下さい。
走路が狭い時や混雑している時はロープを短くするか手を握って走って下さい。
危険だと思った時は手を握ってすぐに止まります。その旨声もかけて下さい。