会長 なずみです。
11月24日に行われた「OSAKA EKIDEN in 長居2014 兼 第17回全国視覚障害者駅伝大会」にタイマーズから2チーム参加しました。
この大会は我がタイマーズが1998年から10年間希望が丘で開催していた全国視覚障害者駅伝大会 の後を引き継ぎ昨年から大阪の長居で行われている大会です。
昨年はあいにくの雨天でしたが今年は日陰に入りたくなるぐらいの晴天に恵まれました。
まずは2チームの成績を、そして報告を書かせていただきます。
びわこタイマーズチーム（18チーム中10位）
以下選手名、伴走者名の順です。
1区（6.8キロ）泥順彦、橋本廣明、31分42秒、31分42秒
2区（3.4キロ）千田隆司、里内智子、18分55秒、50分37秒
3区（3.4キロ）泰磨俊機、木村早苗、20分41秒、1時間11分18秒
4区（6.4キロ）ロイビショジト、磯村知明、32分06秒、1時間43分24秒
夢の超特急チーム（9位）
1区藤井由美子、藤井美紀、29分13秒、29分13秒
2区山野勝美、トレース藍、18分13秒、47分26秒
3区山野ひろみ、岩越勝己、23分50秒、1時間11分16秒
4区前田勝美、及川洋一、31分51秒、1時間43分07秒
2チームとも予想していたより速いタイムでたすきを繋ぐことができました。
抜きつ抜かれつはせず、びわこタイマーズチームは追いかけっぱなしでしたが、 わずか17秒差でのゴール、順位も隣り合わせということで、2チームの力関係はちょうどいいバランスでした。
それに18チーム中9位と10位ですから、順位のど真ん中にでんと腰を据えてタイマーズの存在感を示しました。 なんて思っているのはぼくだけでしょうけど …。
選手だけではなくロイさんの子供さん、トレースさんの旦那さんや生後5ヶ月の子供さん、 それに飛び入りで山本さんも応援にきてくださり、大変賑やかになりました。
特にトレースさんの子供さんは大人気でみんなが順番にだっこしていました。
藤井さんがだっこしているのを見て「おばあちゃん」なんて言う口の悪い人もいましたっけ？（笑）
さすがに泣きかけたときもありましたが、おとなしくみんなに抱かれていてすごいと思いました。 器の大きな人になられるんじゃないでしょうか。楽しみです。
さて、12時に駅伝がスタートしました。
1区は夢の超特急チームが藤井さんと美紀ちゃん、びわこタイマーズチームが橋本さんと泥です。
ぼくの目標はキロ5分でした。どれぐらいがキロ5分なのかが分からず、とりあえずがんばって走りました。 1周目が終わったとき15分台でびっくり。これは31分台が出るかも、と思いました。
ところが2周目、ぼくの鍛え抜いたつもりの足が重くなり始めました。 そのうち引き締まったつもりの腹筋がだる痛くなり、アスリートに相応しいつもりの呼吸器が （もうええっちゅうねん）十分空気を取り込んでくれなくなってきました。
こうなるとペースは落ちるしかありません。
橋本さんの励ましに頼りながら何とかトラックに帰ってきました。
藤井さんとは2分半の差でした。さすがの走りっぷり。特に2周目はぐっとちぎられてしまいました。 防府に向けていい練習になったでしょうか？
2区は夢の超特急チームが勝美先生とトレースさん、びわこタイマーズチームが千田さんと里内さんです。
勝美先生は忙しい中でも何とか調整してくれてキロ6分を切って走られました。
千田さんは直前に泰磨先生の治療を受け、前日福知山を走られた里内さんとともに我慢我慢の走りをされました。
3区は夢の超特急チームがひろみ先生と今回がレース伴走95回目となる岩越さん、 びわこタイマーズチームが泰磨先生と木村さんです。
ひろみ先生にはかなり無理をお願いして出ていただきました。急いで練習してくださったと思いますが、 キロ7分ペースを保ち、泰磨先生の激しい追い上げを見事にかわしてアンカーに繋がれました。 まだまだいけますね。今から来年も予約させていただきます。
泰磨先生もぼくの予想より4分も速く走られ、3分11秒あった超特急チームとの差をわずか2秒差まで 詰めるという快走をされました。これは失礼をいたしました。まだまだ労りの気持ちは無用ですね。
アンカーの4区は夢の超特急チームが前田さんと群馬支部長の及川さん、 びわこタイマーズチームがロイさんとレース初伴走の礒村さんです。
ぼく、実はこのあたりシャワーを浴びていてその場にはいなかったんですが、燃える前田さんのことですから きっといいスタートダッシュをされたのではないかと思います。
ロイさんも前田さんに食い下がり、大健闘の走りをされました。実は練習されてましたか？
礒村さん、レース伴走はいかがでしたか？いい自信にしてこれからもよろしくお願いします。
そんなわけで最後2組同時にトラックを走っているところが見られ、非常に盛り上がりました。
最高の駅伝でした。
皆さんほんとにお疲れ様でした！！
このレース前からレース後まで堂床さんがずっと写真を撮ってくださいました。
カメラには写真が52枚も入っていました。
堂床さん、応援、貴重品預かり、写真撮影などなど、ぼくらを支えてくださり、大変お世話になりました。
今回皆さんのご協力のおかげで何とか2チーム作ることができました。2チーム出たのは何年ぶりでしょうか。 無理を聞いてくださった皆さんに感謝いたします。
出てよかったなーと思われた方、来年は出たいなーと思われた方、来年は是非積極的にご参加ください。
大会を開催してくださったJBMAさんや長居わーわーずさんに深く感謝いたします。どうもありがとうございました。
