会長 泥です。
11月3日に行われた「OSAKA EKIDEN in 長居 兼 第25回全国視覚障がい者駅伝大会」に出場しました。
すばらしい天気の下、わがタイマーズはなんと3位を勝ち取りました。
エントリーの際に穂本さんが書いてくれたスローガン「今年も入賞ねらってがんばるぞ!」を高いレベルで実現しました。
選手・伴走者以外に穂本監督、高島匡寛さん、橋本廣明さんが応援にきてくれて全部で11名のチームとなりました。
時間通り会場に到着。
検温と消毒をし、チェック済みを示す紙のバンドを手首に付けて入場です。
視覚支援学校チームやゲストチーム・強化チームを除くと視覚障害者の参加チームは17でした。
少し残念だったのは会場がメインスタジアムではなくてサブトラックだったことです。
それでも3年ぶりの参加ですので、久しぶりに会う方が多く、十分に気分が高まってきました。
開会式では多くのゲストランナーが紹介されました。
野口みずきさん、柳川春己さんなどオリンピックやパラリンピックに出られた有名な方々がずらっと並ばれました。
こんな豪華な大会は他にないかもしれませんね。
伴走者さんの強力な積極性のおかげで野口みずきさんと複数回写真を撮っていただけました。
タイマーズだけで5,6回ぐらいですか?(笑)
これを見ていただいていないとは思いますが、野口さん、貴重な写真をたくさんありがとうございました。
サブトラックを使う関係でしょうね、距離がいつもと違いました。
一区(7.0km) 藤井さんと高田さん 30分25秒
4日前にフルを走っているとは思えないキロ4分20秒の好タイムでタイマーズをいい位置に置いてくれました。
藤井さんはその後、強化チームの3区も走られています。
高田さんも2区間の伴走ありがとうございました。
二区(3.3km) 中さんと及川洋一さん 19分46秒
中さんは体調が優れない中でしたが、キロ6分を切ってたすきを繋いでくれました。
及川さんの手綱さばきのたまものでもありますね。
来年の2区も予約しましたよー。よろしくね。
三区(3.3km) 泥と高島美紀子さん 15分58秒
4区に大谷さんが入ってくれたおかげで、ぼくはいつもより距離が半分になってずいぶん気楽でした。
外周を1周するだけでゴールできますからね。
アップは充実の2キロです。
けっこう気温が上がりましたので、これで十分体が温まりました。
伴走していただいた高島美紀子さんとのレースは初めてでした。
中さんペアからのたすきを受け取ってスタート。
すぐにトラックから外に出ます。
この日は他にもイベントがあってたくさん人がおられました。
走路員さんがずっと声を出して注意喚起してくれていましたが、やはり伴走はしにくかったと思います。
その中でも高島さんはちゃんとぼくの安全を確保して走らせてくれました。
2キロを過ぎてから少し上げ、トラックに入ってからも少し上げるという予定通りの走りができました。
高島さんは月例ランで苦しめられたぼくの天敵でしたが(笑)、とても大切な同士に変わりました。
またぜひ一緒に走ってください。
四区(6.6km) 大谷さんと前田さん 28分22秒
タイマーズの選手として走られるのは初めての大谷さん。
実力はみなさんご存じの通りですね。
でも実はかなり緊張されていたそうです。
前田さんの鞭に対するプレッシャーだったのでしょうか。
途中で脇腹も痛くなったそうですが、キロ4分17秒はすばらしいです。
そして、1時間34分31秒でフィニッシュ!びっくりの3位でした。
「びわこタイマーズ」の名前での順位としては過去最高ではなかったでしょうか。
おかげさまでタイマーズ30周年に相応しい結果となりましたね。
コロナの影響でしょうか、順位の発表だけで、前に出て表彰されることはありませんでした。
副賞として帽子をいただきました。
終了後、近くのお店で打ち上げです。
ご機嫌にビールを飲んでいた方も。
3つのテーブルに分かれてしまいましたが、先月の外での食事に続き、また1ランク、コロナ以前に近づいた気がしてうれしかったですね。
今回は特に伴走者さんの顔ぶれが新しかったんです。
レースに加えてたすき渡しなど初めての経験をしていただけたことも大きな収穫でした。
それを裏で支え、いろいろと動き回ってくださった穂本監督、高島匡寛さん、橋本廣明さんには心から感謝しています。1日おつきあいくださり、ありがとうございました。
天気に負けないとても温かいチームと駅伝大会でした。
今年も大会を運営してくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。