出雲くにびきマラソン完走記

会長 なずみです。

2月11日、出雲くにびきマラソンがあり、前日の10日の朝から出かけました。
参加者は西湖啓子さん、千田さん、堂床さん、山野勝美先生、ひろみ先生、泥の6人でした。
西湖さんと堂床さんに4人がぶら下がるという形で、お二人にはかなりご負担をおかけしました。
堂床さんなどは緊張してビールものどを通らないという状況でした。
その反動は夜に出ましたけど(笑)。

午後1時過ぎ、出雲に着きました。
ほんとに出雲かと思うような暖かさで風もないぐらいでした。
毎年お世話になっている方々に今年もお世話になり、日御碕燈台やワイナリーに連れて行っていただきました。
灯台では一番上まで上がらせてもらえました。
ぼくの勝手なイメージでは灯台というのはちょっと高いところに明かりがともっているだけだと思っていたんですが、なんと48mもあるということでびっくり。
いい社会見学になりました。

レース当日の11日、風は例年のようにありましたが晴れていて、この大会としては珍しい好天でした。
ぼくはずっとハーフに出ていましたが、2010年以来の今回は10キロにしました。
視覚障害者でハーフを走られたのは千田さんだけ、タイマーズの6人の中でも西湖さんと千田さんだけでした。
何とも面目ない!さらにロングスパッツとロングTシャツでレースに臨んでしまいました。
これまた面目ない!いやいや、面目ないのではありません。
分相応な距離を分相応な格好で走っただけなんですよ(笑)。

今回ぼくには3人の方がついてくださいました。
そして距離を教えてくれたり走っているところを前から写真を撮ってくれたり、いつもながら大変よくしていただきました。
走っている写真というのはなかなかありませんので、いい記念になりました。

コースは5キロの折り返しコースです。
前半は向かい風が続くと聞いていましたので抑え気味に行きました。
でも2キロをすぎると追い風になり、折り返しまで続きました。
このあたりはペースが上がり、5キロで23分53秒でした。
折り返すと向かい風が3キロ続きます。
徐々に疲れが出てきました。
歩幅を縮め、ピッチを上げるように意識しました。
ようやく残り2キロになって風もなくなりましたが、けっこうふらふらで、体が左右にぶれてきました。
最後に400mほど登りがあります。
たいした坂ではないと思いますが、疲れた体には意欲を失わせるのに十分な傾斜でした。
やっと登り終わって100mほど走ってゴールです。
47分8秒、大満足なレースでした。

いつもならすぐに控え室に入るところですが、しばらく歩いて息を整えるほど、この日は穏やかな天気でした。
堂床さんと勝美先生は57分、千田さんは2時間2分、そして西湖さんは1時間50分で見事優勝されました。
おめでとうございまーす!!いつも強さを発揮されますねー。

その後堂床さんや山野ご夫妻は老人ホームに葦笛の演奏に行かれ、残り3人はお風呂に行ったりワイナリーに行ったりおみやげを買ったりして出雲市駅で合流しました。
後は特急やくもに乗るだけというところでトラブル発生。
人身事故でやくもが運休になるという放送が流れました。
今日帰れないのかとひやっとしましたが、次のやくもに乗ることができ、予定より1時間遅くなりましたが、無事に帰ってくることができました。

そんなことで、話題性たっぷりの出雲旅行でした。
皆さんお世話になり、ありがとうございました。

ゴール後、みんなで笑顔