第2回視覚障害者陸上競技記録会その2

森です。

今日、長居ワーワーズの記録会、5000を走れました。
遅い私なので、記録会に出るのはどうかと思っていたんですが、人と競争するつもりなんてさらさら無くて、 タイマーズの練習会以外にも走れればいいかなと思って申し込みました。

タイマーズの皆さんはもちろん10000に出られるので私はひとりで行きました。
14日に泥さんからメールを頂き記録会の時間がくり上がった事と、足ならしが9時15分から9時35分の間にある事を知り、 こりゃあかんと思って、7時13分の電車で行きました。
でも、足ならしはしなかったんですけどね。

しかも、10時20分スタートと思っていたのですが2組に分かれていて、私は、遅い組の11時5分スタートだったんです。
開会式に出て、ラジオ体操をして後は、選手控え室にいました。
あと組みだとちとまずい!
なぜなら、タイマーズの皆さんが来られるまでに終わっておきたかったんです。
遅い私の走りを見られたくない・ビリを見られるのが恥ずかしいと思っていたからです。(笑)
2組目だったので、はじめからしっかり見られてしまいました。(笑)

でも、タイマーズの皆さん1周1周大きな声で「森さんがんばれ」と応援してくださり、ひとりで行って 知らない場所で、知らない人ばかりの中で「森さんがんばれ」と声をかけて応援してくださるのは大変嬉しかったです。
ありがとうございました。がんばれました。

皆さんに応援して頂きながら私は、自分の5000が終わったら私の伴走をしてくださったワーワーズの方が 長居駅まで送ってくださったのでさっさと帰ってしまいました。すみません。

で、今日の私の結果ですが5000を29分19秒だったそうです。信じられない!
私の2組目のスタートの前に注意がありました。
1組目の伴走者の方が、ゴールの時にブラインドランナーより先にゴールしているのが多く見られたそうです。
走っている間も、伴走者が引っ張っている事が見られたようですが「走っている間は、今日は硬く言いませんが ゴールは特に、伴走者はブラインドの補助なので伴走者が先にゴールするような事はしないでください」と言われてました。
私の伴走者の方は「はい。分かりました」と答えておられました。
で、私の伴走をしてくださった方は走っている間もゴールの時も私を引っ張ると言う事はせず
「いいよ。いいペースよ。今、5分30秒ペースで走れてるよ。6分でもいいよ。 いいよ。いいよ。イーブンペースで走れてるよ」と言ってくださり走りやすかったです。

走る前に、「今日は暑いので、最後ばてたらあかんのではじめからがんばらずに、 スピードをおさえながら走りましょう」と言われました。
「私は、まだレースの経験は少なく5キロは5月にはじめて走りトラックの5000のレースもはじめてで走ると言う事も まだ慣れていないのでスピードの調整が分からないんです。
どんな風に走ったらいいのかもスピードをどんなけにしたらいいのかも分からないんです」 と言ったら「少し走って見て、しんどいようならスピードを落としましょう」とおっしゃいました。

でも、いつものように走り始めからハアハアしてしまいスピードも速いのか遅いのか分からず、調整も何も分からず 時々熱風が吹く中を暑いなあと思いながらも大きな声でハアハア言いながら走りました。
何位なのかも分からず、「後、1周ですよ」と言ってもらってよし、最後!と思っていたら43番にラストの金がなりません。
「43番、あと2周」と言われてがっくり。
もうあかんと思いましたが、なんとかふんばりました。
1組目、13人・私の2組目14人で27人中、16位で29分19秒でした。

ビリで無かった事・30分を切れた事・タイマーズの皆さんの応援の中で走れた事、とても良かったです。
薄情な私はとっとと先に帰ってしまって応援もせず申し訳ありませんでしたが、参加されましたタイマーズの皆さんお疲れ様でした。