会長 泥です。
10月17日希望が丘で練習会をしました。
パラリンピックフルマラソン5位入賞者の藤井さんを迎えての初めての練習会でした。
けっこう風の強い寒い日でしたが、ちゃんと雨が上がってくれて最後まで練習会ができました。
まずはなんといっても藤井さんです。
パラリンピックの報告をしていただき、それからみんなの質問にも答えていただきました。
その内容は以下のようなことでした。
＜レース本番までの練習や食事などについて＞
7月は、日曜日毎に40キロ走。週の半ばに5キロ走など。
8月の日曜日は、40キロ・30キロ・20キロ・10キロと減らしていきました。
後半は、軽いジョグや、ウォーキングで、疲労抜き、調整していました。
合宿の食事は、管理栄養士さんがメニューを考えておられ、油物を抜き、酢の物、野菜やきのこ類、肉、魚ををバランスよく出されていました。
私は、体重を落とすため、ご飯を減らしていました。しかし、レース1週間前から、徐々に増やし、前日などは、ほとんど炭水化物を摂っていました。
選手村の部屋はシェアハウスのような感じで4部屋に分かれていて真ん中に集まれるスペースがあるという形です。
選手2名と伴走者2名の4名で使用し、前日もリラックスできました。
枕がいつもと違うので眠りは浅かったです。
＜レースについて＞
スタートラインに立った時はなんとも言えない気持ちがこみ上げてきました。
レースは4分40秒ペースで走りました。
最初は後ろの方でしたが、前の人が落ちてきて後半はそれを抜きながらの走りができました。
伴走者お二人とも足をばっちり合わせてくれました。
トラックに入ってからは「終わってしまうのが残念、もっと走っていたい」という気分でした。
＜今後について＞
次は来年2月の別大を目標にしています。
3年後のパリパラリンピックはまだ具体的に考えられていませんが、目指すなら今回よりももっとしっかり練習して臨みたいと思います。
いかがですかみなさん。生で聞きたかったでしょう。
ぼくもその場で聞いていて鳥肌が立ちました。
いや、これは風で寒かったからかな？（笑）
藤井さんは今膝が痛いそうです。
これはちょうどパラリンピックの時にピークに持って行けていたという証明かもしれませんね。
焦らず治して別大に臨んでください。
藤井さんにはまだまだこれからもわくわくさせてもらえそうですね。
楽しみにしています。
藤井さんと長年藤井さんの伴走を続けていただいている橋本さんにささやかながら会長から金メダルを贈らせていただきました。
裏には短い言葉を入れてもらっています。
それからこの日はすごく珍しい人も来てくれました。
10年ほど前までタイマーズに来てくれていた伴走のYさんです。
藤井さんやぼくはよくお世話になっていました。
岡山から車で3時間かけて藤井さんのお祝いに来てくれました。
今も伴走を続けてくれているそうです。うれしいですね。
そんないろいろなことがあり、走り始める前に満腹になってしまいました。
いや、満腹じゃなくて満胸と言う方が正しいでしょうか。
でも忘れず走りましたよ。
視覚障害者2名に伴走者9名という贅沢な中で伴走を交替してもらいながら走りました。
そんなわけで今回はペアではなくてお名前のみ書かせていただきます。
視覚障害者（2名）
藤井さん
泥
伴走者（9名）
及川洋一さん
及川幹代さん
河原さん
小嶋さん
関さん
米原の田中さん（みんなに柿をありがとうございました）
橋本廣明さん
穂本さん
Yさん
揃ってゆっくりとスタートしました。
3ヶ月ぶりでもみなさん元気に足が動いていたように思います。
ちょっと気分の高揚も手伝っていたかもしれません。
ぼくも自然に足が交互に動いて進めました。当たり前ですが。
やっぱりみんなで走るのはいいですね。家の中では全然動く気になりませんけど、ここに来ると楽しく動けてしまいます。
でも何事も過ぎてはいけませんので、ぼくは泣く泣く12キロで楽しい世界から離れました。ということにしといてください（笑）。
藤井さんは20キロでしたかね？
いろいろな人としゃべりながら走ってリフレッシュできたのではないかと思います。
元気が出るとても貴重なお話しをありがとうございました。
11月も絶対実施したいですね。
第4日曜日の28日ですのでお間違えのないように。
